pezmania!! 2009-11-02
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冒頭の飛行機事故から、事件の連続で引き込まれっぱなしで一気読みでした。
展開を予想しながら読んでいても、全然当たらず意表をつかれてばかり。
ファンタジーとかSFに慣れていないせいか、唐突すぎるとか、御都合主義とか感じてしまうこともあるのですが、それを差し引いても、引き込まれる世界観はすごい。
国産輸送機開発プロジェクトにより作られた民間航空機“スワローテイル”の試験飛行中、
そして自衛隊機F15J(イーグル)の演習中と、
四国上空で起きた2度の飛行機事故。
イーグルの事故で命を落とした自衛官の愛息・瞬のところにひょっこり謎の生物があらわれた。
父親を失った喪失感を埋めるかのように、瞬はその生物に愛情をそそぐようになり、
その不可思議な生物も瞬になついていた。
が、その生物が飛行機事故の原因の一端であることに気づき、瞬は自暴自棄になってしまう。
時を同じくして、自衛隊でもその生物群とのコンタクトがおこなわれていた。
そして町に訪れる、壊滅の危機。。。
未知の生物に人間が対抗する術はなく、戦争か、共存か、
自衛隊を中心とした大人たちと、瞬を中心とした子供たち、それぞれの立場で道を模索していきます。
特殊な世界の物語だけど、説明や心理描写が細かくなされていて、入っていきやすかったです。
読後感が爽やかなのも好み☆