さるるん 2008-02-28
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読み方としては「ワンダフルライフ(以下WL)」を読んで、カンブリア紀の奇妙な生命の
名前と形と解剖学的解釈に慣れてから、この本を読むのが良いと思います。
ですが紙幅は本書の方がずっと少ないので、入門書的にこちらを読んでWLに進むのも
良いかもしれません。
さて、著者のサイモン・コンウェイ モリスはWLの主要登場研究者の一人であり、この書
は彼のWL後の研究成果について多くを割いております。事前にWLを読んでいれば、
「あの生命体はこんなふうに考えられるようになったんだ」とか「あそこで新たにこんな
化石が出たんだ」といった感想がもてる内容となっていると思います。
またフィールドで標本を収集する様子も描かれており、研究室外での古生物学者の活動
の一部を知る事ができます。
カンブリア紀の生命は、現代の海にはいないものばかりで、いてもとてもマイナーな
存在だったりします。こんな奇妙なカンブリア紀の生命について興味がある方にお薦め
の一冊です。