光の木 2009-07-23
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せっかく、良い事も沢山おっしゃっているのに、温暖化問題に対する見解には、失望です。
自分にも出来る範囲で、追跡確認を試みた上で、見解を述べるのが、科学者としての基本だと思いますが、この形跡がありません。IPCCの権威に頼って、表面的な事だけ鵜呑みし、自説の根拠にしています。これでは、芸能人の世間話と同じです。科学的な書籍を書く態度とは言えず、発言全体の信憑性まで影響します。
ノーベル賞を同時に受けた、IPCCとゴア元副大統領、海面上昇では、どちらかが間違っているのではなく、どっちも良い所を突いているのです。
「海の平均深度」と「水の熱膨張率」、「海水温の2.8度上昇」で概算すると、3729m×0.00021×2.8度≒219cmとなり、あれ?と思うでしょう。
<前提>IPCCは、海水が吸収する熱を、水深700mまでの層で2/3、これより深い所で1/3としています。深海の水温上昇はわずかという前提です。
<前提>気温上昇より海水温の上昇は遅いので、仮に、今世紀末、水深700mまでの水温上昇は気温上昇の4割にとどまるとします。
<前提>IPCCは、海面上昇の原因の7割を海水の熱膨張、残りを陸上の氷河や氷床の融解としています。融解は加速しない前提です。
以上の<前提>で概算し直すと、著者やIPCCの言う35cmの上昇になります。
700m×3/2×0.00021×2.8×0.4÷0.7≒35cm
北極や南極付近で海水が凍る時にできる「海洋深層水」が減るほど、深海の温暖化は加速します。(深海に眠っている大量のメタンハイドレートが、気化する危険も。メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果がある!!)
南極やグリーンランドの氷の融解は、加速し始めています。
温暖化で、一番怖いのは、海面上昇!!
<前提>が崩れたらどうなるか、「縄文海進」で検索すると分かります。