Tanako.R 2007-12-23
6 人中 5人 の方がこのレビューが参考になったと投票しています。
13章、14章で冥王星と太陽系外縁の天体に関しての新しい知見が述べられています。
とりもなおさず、人類にとっての太陽系が現在も広がり続けていることによります。
技術の進歩によって、観測できる範囲が広がり、新しい解釈が必要になっていることがわかります。
といっても、地上にいて観測できる事柄は非常に限られています。
その観測事実から、その場の状況を想像し理論で肉付けし、発表する努力は大変なものです。
なによりも、観測をおこなう研究者のイマジネーションには脱帽させられます。
惑星観測、ことに火星観測におけるローウェルのエピソードを冒頭に、研究者の努力を描いています。
そして、一応準惑星という形でまとまりを見た国際天文学会での見解も、次回2009年では同じ内容で議論が再燃する可能性についても述べられています。