ご飯 2009-06-04
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わたしにとって淀川長治氏と双葉十三郎氏は映画の見方を教えてくださった「映画の師」と呼べる方です。双葉氏とは映画の評価は当然違いましたが、スクリーンに連載された「ぼくの採点表」は面白くためになった映画の「教科書」でありました。
だから、スクリーンに連載されたものだけでなく戦前の映画までも収録した、「ぼくの採点表」を全巻購入したのですが外国映画だけなので、日本映画の採点表が欲しいなあと思っただけに本書はうれしいものです。本当は300本だけではなく、外国映画のようにほとんどの邦画を収録して欲しいくらい。でも、邦画では「ぼくの採点表」のような連載はなかったわけですし、今からおびただしい邦画のほとんどの批評を書けといわれても無理な要求なので、双葉氏の「日本映画批判」と本書で、邦画については我慢しなくちゃいけません。あと、わたしの所有している「キネマ旬報」に書かれている双葉氏の邦画の批評記事も貴重といえば貴重ですね。でもやっぱり「ぼくの採点表」の邦画版が欲しかったですねえ。