Nextbaron 津田正顕 號称塾 2009-03-26
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本書は、日本のヨガの第1人者ケン・ハラクマ氏がヨガとの触れ合いとその人生を綴ったものである。
ヨガに関する疑問に対し、日々の実践を通じて会得した知恵・技術で答えている。
例えば、ヨガのポーズは無理なくとれるものばかりなのだろうか。p.114からの記述によると、上級者であれば無理をせずにヨガのポーズをキープすることができる。しかし初心者であれば、いきなり無理をせずにポーズをキープすることはできない。最初はある程度の無理があり、それを日々実践し続けることで無理だったポーズが無理なくとれるようになるのである。
無理とは何か。それは、最適ではないために生じる不調和である。最適な状態になるためには、現在の状態を否定し、改善する必要がある。どのように否定するかは状況によるだろうが、改善の方向性を明確にできるように否定が必要となる。ヨガではそれが、無理なポーズなのだろう。
今の自分のポーズはどういう無理が生じており、どのようにすれば解決できるのかが分かれば、改善できる。
ヨガの基本は呼吸である。呼吸についての説明を以下に挙げる。
1. 日常生活の中でまずはどんな場面でも良いので、呼吸に意識を
向けてみることから始めてしてみる p.75
2. 集中力が増し、過度の緊張がなくなる p.76
3. 心と体の関係、人間と宇宙のエネルギーとの関係が分かってくる p.77
ヨガは人間が本来持っている潜在的なパワーを表出させる技術・思考体系である。つまり誰もがヨガに対して適切な取り組みをすれば、最適な心と身体を持つことができるのである。