フィジリンガ 2008-12-03
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これだけパソコンが普及すると、パソコンについて勉強したことのない人でも、
パソコンに触れないわけにはいかない。中身の仕組みをよく知らずに、単に
パソコンを使っている状態では、フラストレーションがたまる。特にパソコンは、
突然画面が固まったりして不安にさせられるシステムだから、なおさらだ。
本書は、そんなモヤモヤを感じていて「概要でいいからOSについてもう少し詳しく
知りたい」と思っている人におススメだ。
電源を入れてからOSが立ち上がるまで何が起こっているの?
OSが立ち上がった状態で、いきなり電源を切ってはいけないのはなぜ?
こういった基本的な事柄からもっと込み入った問題にまで、本書は丁寧にやさしい
言葉でその仕組みを説明してくれる。1項目ごとに左右見開きで解説してあるので
読みやすく、右ページには理解を助ける説明図もある。
また、各ページにある「単語帳」もうれしい。パソコンの解説書はカタカナ語の
ラレツであることが多い。言葉が難しいというだけで、物事は理解しにくくなるものだ。
その点、たとえば「シェル」という単語の元の意味と、コンピュータ用語として使われた
時の意味と、なぜコンピュータ用語としてこの意味をこの単語で呼ぶのかという理由が
本書には書かれている。わかりにくい事柄をわかりやすく伝えようという著者の姿勢が
うかがわれる。
本のサイズも持ち運びに便利な大きさで、電車の中で読むのに最適だ。