ヒデボン 2009-06-04
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大阪出身者とか大阪在住者にとっても、その沿線に住んでいない者にとっては難しい読み方の駅名の由来がふんだんに盛り込まれている。大阪の地名は複数の地名・駅名を単純に合体させて、両者の土地の面子を保つケースが多い。喜連と瓜破を単純に併せて「喜連瓜破駅」としたり、西中島と南方を合わせて「西中島南方駅」とするように。東京の地名は複数の土地から一字ずつパクッてきて、新しい地名・駅名とするケースが多いらしい。国分寺と立川から一字ずつ取ってきて「国立」、なんですって!「堺」というのも、大阪の古い3つの国、和泉・摂津・河内の「境(さかい)」にあるからこのように名づけられたなんて「言葉遊び」的で、これまたなかなかいい。
この書き下ろし文庫は、大阪・朝日放送の深夜のアホ番組「ハイヒールのビバップ・ハイ・スクール」から生まれた。関西出身のお笑い系・アホ代表が、カシコ代表の筆者から大阪の駅名の由来についてのお話を面白おかしく拝聴するっていう番組だが、所詮、アホ相手の番組だけに内容の浅薄さは否めない。
谷川センセ自身が長野出身で、大阪のことはここ数年興味を持ったばかりで、まだまだ大阪のことはご存知でない部分が多いということは、本書を読めばよくわかる。百済に言及するなら駅名の百済まで書いてほしかった。「中途半端やん!」っていう箇所が結構多いのだ。駅名・地名に東・西・南・北を付けないのが大阪の特徴のように言うが、東大阪とか東花園とか、このあたりは何故か無視している。「まだまだ、わからない」とか「これからの研究課題だ!」なんて逃げの姿勢も何ヶ所かある。そのくせ、若一光司の著書にクレームをつけているだ。これは、見苦しい。
塩ジイが解説を書いているのもしらける!
「きのう、鼻毛を抜いてのう」なんちゃって。