sonojordan 2008-03-01
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本書の著者は国立感染症研究所の研究者だというが、どうも感染症の研究ばかりしている為に、すべての病気(インフルエンザも含めて)は細菌によってもたらされるのだと勘違いしているのではかろうか?
どんな世界にも「専門バカ」と言われる手合いがいる。いわゆる他のことに知識なり知性が働かない連中だ。
近年、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)という細菌によって胃潰瘍などの発生につながることが報告されている。
が、胃の中(強酸性の環境)に細菌が生息できることが発見されただけであって、胃潰瘍や胃の病気のすべてがピロリ菌によって引き起こされていると言うわけではないのである。このあたりをいわゆる「風説の流布」によってピロリ菌が悪玉菌とされてはいるが、実は他の研究報告によると食道に対しては疾患の防御役を果たしているという。
これらの事からも推察されるように「研究報告」されたといっても世界の研究者によって客観的な再現性実験を行い発表内容が「正しいもの」と証明されたということではなく、異論がでたりすればそれはただ「学会で報告(発表)があった」と言うだけなのだ。
このことが、いつのまにか事実であるかのように語られるのが最も恐ろしい「社会の病気」でもある。
インフルエンザはウィルスによる疾患だ。細菌による疾患ではない為に抗生剤(細菌の繁殖を抑えるクスリ)の類いは一切効かない。しかもワクチンによる治療(予防接種も)も生の宿主からしか精製できないことも明らかな事実である。
インフルエンザ予防のワクチンが効くという触込みも実はあらかじめ流行を予想して精製していることから当たり外れが当然起こりうる。
インフルエンザにはA・B・C型とあり、C型のみが特殊で免疫が一生安定して保つ。B型、A型は幼児期を除く人に流行し人同士で感染する。予防接種をするならHA・NA(H5とかN1とかいうヤツがそれ)が安定しているB型が妥当だ。
A型については遺伝子が大きく変化することがよくありこの辺りが毎年の流行を生み「鳥インフルエンザ」の恐怖を煽る原因となっている。だからA型の場合予防接種はほとんど無意味ということになる。
ウィルスは宿主がいないと生きていけないとする、生物でもあり非生物でもある。(一般的に定義はできていない)
細菌は生物であるために単体でも生きていけ、人間に感染させるためには蒔くことも可能だ。これが生物兵器である。
新型インフルエンザがどんなに強力であろうと風に乗って人から人への感染があり得ない以上、劇症性があろうと対症療法で処置でき死者が続出するようなことにはならない。
ウィルスと細菌の違いをよく理解していない(または意図的に知らせない)とよけいな心配をしなくてはならず、要らないクスリで被害(副作用による死亡など)を被る事にもなりかねないのだ。