うすかげよういちろう 2004-01-12
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ぼくが、へたな短歌を作り始めるきっかけになった、自分にとっての革命的一冊。
それにしても、どうすれば、こんなふうに歌えるというのだろう。
投稿された短歌の新鮮さには、びっくり箱よりも、どぎもを抜かされた。
短歌という、こんな短い歌に、どうして、こんなにもどきどきするのか。
そして、どうして、こんなにも作者の才能に嫉妬してしまうのか。
ものすごく新鮮に聞こえる歌たち。
無防備なまでに、新鮮さをさらけ出す歌たち。
どんなにことばを知っていても、ここまで、心に響く歌は書けないだろうに。
おそらくは、生まれつきの何かがすでに、違っているのだろう。
だから、嫉妬してしまう。追いつけない才能に。
この本を読むと、ぼくは、自分にもできそうなことばと、自分も見たことがある情景、自分も感じたことがある感じ・・・がずらずらと並んでいるから、よけいに、とてもじゃないが、自分には、できそうもないっぜーと、思い知ってしまったのだった。