RIRIn 2008-08-02
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押井監督が岡部いさく氏と、頷き役に対して語る、というのが基本構成。
第一章の敗戦に関する日本人のトラウマについての意見は、一見の価値はあると思った。
ある面では非常に頷ける点がある。
ただし、二章以降の装備マニアの話はとてもいけない。
89式小銃に何故に光学サイトが搭載されたのか、90式戦車が何故に開発されたのか、F-Xに求められているものが何であるのか。
その辺りのことをまるで把握せず、個人の好みで自衛隊装備を批判しているのはどうだろう?
RPG-7やハリアーが好きなのは判るが。
監督は、前提として他人が自分より愚かであると考えているのではないかとすら思える。
自衛隊という組織が、何を考えて装備を調達しているのか、本気で考えたことがあるのか疑問だ。
押井監督は映像監督である。
そう考えるのなら、外見や好み主体で兵器を判断するのは当然かもしれない。
だが、それが正しいのかどうかは別問題だ。
その辺りを頭のどこかにおいて読むべき本だと思う。