readers_leader 2008-01-23
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★5つ
コンビニエンス業界のフランチャイズ制度がはらむ問題については、
多くの人間が気づきながらも、声高にそれを批判することは難しい。
コンビニエンスが既に雑誌や新聞の主要販路であることや、
広告主としても大きな存在であることなどから、
マスコミに対しては強い立場にいることもその理由であろう。
そうした中でコンビニエンスに対する批判を訴えるものの多くは
その制度によって甚大な被害を受けたとされる被害者たちによるもの
そしてそれらを救済しようとする弁護士や会計士によるものであり、
それらはどうしてもヒステリックなトーンになりがちで
中立的な立場で耳を傾けるにはやや抵抗を感じてしまうものである。
ところがこの本の著者は、非常に冷静かつ客観的にこの問題を炙り出している。
結果的にはタイトルが示すとおり
コンビニエンス本部のやり方を批判する内容になってはいるが
それは押し付けではなく、読者がそう判断できるように材料を揃えてある。
この本だけで問題の全てを理解できるとは思えないが、
少なくともその適切な判断基準の土台を与えてくれるものであると思う。
今後コンビニエンス経営を考えているオーナー候補者は必読の書である。