The Renaissance Man 2006-09-25
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本書では「C言語はプロ向けのプログラミング言語なのです」という
センテンスを所々で目にします。Windowsプログラムを作るのであれば、
Visual 〜 などの統合開発環境を提供してくれるソフトウェアを使えば
よいと思います。そんな中で、メインメモリーやCPU(特にレジスタ)
の存在を強く意識しながらプログラムを作ることができるC言語は、確
かに「プロ向け」なのでしょう。機械の動作原理を意識しながらプログ
ラムを作る必要があるので、まさに「機械を動かしている」という実感
を強く持つことができるように思います。
本書は文法的な詳細はなしで、概念を述べるにとどまっています。し
かし、初めてプログラミングを行おうとしている方にとって、概念的な
理解をまずしておくこと、少なくとも一度は目を通しておくことは、言
語を学ぶ上で理解を容易にしてくれるものと思います。
どちらかというと、C言語の文法をある程度勉強してから(少なくと
も、関数やポインタの初歩)本書に目を通してみると、自分が一体機械
にどういったことをさせようとしているのかということをしっかりと認
識できると思います。
文法を全て学んだ地点が、実は本当のプログラミング上達の登竜門な
のだと思います。スタート地点に立ってからが実は個々人の力の見せ所
なのです。たくさんの経験を積み、色々な方の書いたプログラムを読み、
また新たな技術を取り入れていったりと、勉強することはなくなりませ
ん。そういう良い意味で忙しい状態になる初めの一歩として、本書はこ
れからプログラミング技法を身に付けようという人に色褪せない基礎的
な知識を与えてくれるものと確信しています。。。オワリ
追伸:ひとつ肝に銘じておいていいと思うこと。それは、
「C言語を使ってプログラムを組み上げることができるようになるには、それ相応の時間と鍛錬が必要」
ということ。腰を据えて気長に取り組むことがいいのだと思いま
す。そういう意味でもC言語は「プロ向け」なのでしょう。