ちゃりけん 2008-05-27
16 人中 2人 の方がこのレビューが参考になったと投票しています。
率直な感想は、
「こういう視点もあるだろうが、あまりに偏った見方で批判的すぎる」
書かれている内容を思いつくまま箇条書きにすると、
1、内装が豪華なだけのうわべだけの自動車づくり
2、圧倒的な宣伝広告費でマスコミを押さえ込む
3、利益追求で周りのことや人の心も考えない企業体質
4、コスト一辺倒でおろそかにされる安全対策
5、表面だけの環境対策。消費者は宣伝広告にだまされている
一つ一つに反論はありますが、「あぁ、ただ出る杭を打つことだけにとらわれ
ているなぁ」と感じたのが 4 の項目。
仕事柄、トヨタさんの安全対策には泣かされるほど安全対策に気を使われてい
るのがトヨタ自動車さんです。 はっきり言って、他のメーカーさんとは比べも
のになりませんし、「こんなの無駄でしょう」と思うぐらいの対策が施されてい
ます。
それをある一つの死亡事故(これはこれで不幸なことですが・・・)を取り上
げて論ずるあたりが筆者の「偏った視点」と感じられる部分で、これだけで「読
むに値しない本」と思わせてしまうところが残念です。
5については一部参考になるというか、「おぃおぃ、トヨタさんの裏表が残念
だよ・・・」という内容がありました。
それが、
「全車種平均燃費の悪化」
と
「カルフォルニア州環境対策法律への反対表明」
プリウスなどハイブリッド車で環境対策をアピールしておきながら(ハイブリ
ッド車に関する見解はイマイチの分析です)上記のようなテイタラクはないべ。
まぁ、本書が出版されてからすでに 年経過していることと、筆者の「偏った
視点(分析)」で書かれた本ですから現在はどのようになっているかは疑問です
が・・・・
とにかく本書の筆者には、「悪いところは指摘し、良いところは誉める」とい
う「中立的な立場」から本を書いていただければと思った書籍でした。