魅死魔幽鬼翁 2007-11-12
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みゆきさんファンなら誰でも知っている「ご乱心時代」の大傑作。
「予感」でフォーク/ニューミュージックの頂点を極めたみゆきさんは、次作「はじめまして」からRockサウンドを追求し始める。この時代迄のみゆきさんは本当に野心的だ。
「はじめまして」は未消化。「御色なおし」は唄いなおし盤だから対象外として、前作の「miss.M」と本作がご乱心時代の金字塔。
全体的な統一感が非常に秀逸。ハードなRockサウンド(いかにも80年代的な打ち込みサウンドだが)の洪水の中、ポツンと置かれた一輪挿しの花の様な「シーサイド・コーポラス」。絶妙のコントラストだ。みゆきんさの全作品の中でも、最もトータル・アルバムとしてのクォリティが高い。正にみゆきさんの「サージェント・ペッパー」とも云えるアルバムだ。
「HALF」や「白鳥の歌が聴こえる」など佳曲も多いが、アルバム通しての色彩感をこそ、聴いて欲しい。