タツオ 2010-03-05
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善人の役だとどうしてもトム・クルーズというスターのオーラが付きまとって、「キャラを演じ分けてはいるんだけどやっぱりトム・クルーズ」という印象が強かったのに対し、この作品では完全にトム・クルーズのオーラは消え、ヴィンセントという人間がそこにいたように感じました。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」でも同様の感覚を覚え、この人はスターのオーラが強すぎるから悪役の方が映えるのかと思いました。
トム・クルーズが出演した作品では過去最高の演技ではないかと思いましたが、ジェイミー・フォックスがアカデミー助演男優賞にノミネートされたのにトム・クルーズはノミネートすらされず、「何で?」と強く思ったのを覚えております。「レイ」を見て、ジェイミー・フォックスが同年の主演男優賞を受賞したのは素直に納得できましたが。
もう一つ、途中までは最高に面白かったのに、どうしても最後だけが納得できませんでした。
公開当時、一緒に見に行った知人にも、椅子をブン投げてガラスを割った後、椅子に飛び乗ってしまい、「あれ本当にコケてたよね」とトム・クルーズの熱演ぶりや、この映画のラストについて熱く語っていたのを覚えています。知人の方はどうでもよさそうな感じでしたが……。
北米ではブルーレイの発売が3月30日に決定しているようなので、日本でも早く発売して欲しいです。