フォールン・ルーラー 2008-05-07
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システムは昔ながらのADV、選択肢をつぶしながら読み進めるタイプです。
「ネットゲーム上でのアバターと現実の人物が、どうイコールなのか?」を予想しながら読み進めるのが楽しかったです。
こつこつとデータを集めると「プレイヤー」はちゃんと真相を推理出来るようにもなっています。
ゲームを終えた後で、改めてムービーやプロローグを見ると、張り巡らされた伏線に気づかされます。その辺りは秀逸だと言わざるをえません。
このゲームを楽しむ上でのアドバイスですが「生王=プレイヤー」と考えてプレイしないことをオススメします。
理由は、生王があまりに情けなくて愚鈍だからです。同一視するとイライラすること請け合いです。
ADVとしては少々特殊ですが、生王はただの狂言回しであり、プレイヤーは物語を俯瞰し独自に推理していると考えて遊べば、ストレスなく楽しめるかと思います。
大きな難点としては、携帯版アプリが下敷きになっているため、未プレイの私にはキャラへの思い入れがしづらかったところですね。
探偵・癸生川もたまに出てきてわめき散らす、奇矯なだけの存在ですし。
(だからラストに腹立たしく感じた人も多いのでしょうね)
過去のゲームのネタなどを散らされても、首をかしげるしかないです。
既存作がDSで出ている、もしくはこれから発売されるのであれば問題なかったのでしょうが。
賛否両論のラストについてですが……。
私は真犯人をその通りに推理していたので、途中の収束で「え、そんな甘っちょろいの?」と失望していました。
しかしそれが覆されたので、却って満足度は上がりました。
(これも「生王≠プレイヤー」であったからこそのカタルシスではあるかと思いますが)
とりあえず、これから携帯版をDLして遊ぼうと思います。