ミナミノシマ 2008-05-05
1 人中 1人 の方がこのレビューが参考になったと投票しています。
◆純粋に感動的なロックとして、
そして赤西が復帰したKAT-TUNの記念碑的な作品として、
長く愛されるであろう名盤中の名盤。
「Keep the faith」とは「忠誠を誓う」との意味だが、
氷室京介が赤西留学のエピソードを知りながらKAT-TUNに提供した楽曲で、真に迫るロック。
「小さな声で 優しさ探し歩き 疲れた羽で しゃがみこんでいる」孤独な姿に対し、
強烈に「No! No! No!」と叫び、
「その声 離れてても 心はこの場所にある/ 夢見て倒れて立ち上がれ」とのメッセージを発するその歌詞は、
KAT-TUN自身の像と重なって、聞き手の胸を打って止まない。
また、Rapも良い。
「Count down 開始 5 to the 4(中略)そろそろ着火Runaway 1」と求心力のあるRap詞はメンバーの田中自身による作詞だが、
このインパクトのあるRapが氷室の力強いRockと混ざり合い、
恐ろしいほどの迫力のミクスチャーとなっている。
「Sweety」と囁く赤西のセクシーさ、メンバーそれぞれの確実な歌唱力や、中丸のHuman Beat Boxも健在。
◆カップリングの「Crazy Love」は、狂おしいほどの愛を描いた、美しすぎる名バラード。
亀梨の清らかな色気、赤西のフレーズ感、田口の明るさ、
田中の繊細な表現、上田の艶やかな空気感、中丸の純朴な高音という、
メンバーそれぞれの特徴を活かしきった名曲・名演。
終盤、6人の迫力が収斂したコーラスでは、音楽的な感動が渦のように押し寄せる。
◆初回プレスのみに収録された「Lovin' U」は、
入手する価値あるアコースティックな良曲。
シンプルなアコースティックギターに乗せ、
歌いだし田口の明るい声がカラッと美しく響き、
次々に各メンバーが、抜群のリズム感と、絶妙な脱力の表現で魅せる。
初回盤をご購入予定なら、ぜひこの初回プレスをおすすめします。