雨宮十色 2008-07-15
3 人中 3人 の方がこのレビューが参考になったと投票しています。
一周した時点で気付いた点をサモンナイト1〜4と比べてみました。
なお、複数の作品と比較内容が重複する点は数字が若い方で指摘しています。
サモンナイト1をプレイしたことがある方へ
システムは4までのそれを踏まえて変更が加えられています。基本的にはほとんど改善点なので、むしろプレイ中に生じるストレスは少なくなったかと。ただしユニット化可能な召喚獣は召喚獣自体にレベルが存在するようになりました。召喚したキャラのレベルを上限にして召喚獣はユニット化されますので、ここに余計な経験値を割かなければいけないと考えてしまうと、あまり使い勝手はよくないと感じるかも知れません。とは言っても、ブレイブクリア、パーティー能力や武器チェンジ、上位待機型など、戦略性を向上させる要素が多く新たに組み込まれているので、新鮮な気持ちで楽しめると思います。が、それでも戦闘面でのヌルさは健在。普通にやっていればレベル35以降(上限50)のレベルアップは自己満足以外のなにものでもありません。
召喚コミュはミニゲーム感覚で楽しめますが、(一部例外を除き)単純作業なので数をこなすと結構飽きます。しかし強力な召喚術を使うには基本的に召喚コミュを避けて通ることは出来ません。
サモンナイト2をプレイしたことがある方へ
システムに3,4のそれが多く入ってきたため、2よりむしろ操作性は高いと思います。また戦略性に関しては1と同じ事が言えます。主人公は全属性を最大Sランクまで同時に使うことが出来ます。クラスチェンジはレベルのみを条件にして発生します。ストーリーや夜会話、エンディングは比較的短いです(というより前者は2が長い。後者はシリーズ全体で見ても短い)。特に後者二つに関しては性別による話の展開の変化がほとんどありません。因みにカルマルートとノーマルエンディングでストーリーの長さに違いはありません。ミニゲームは少なめ(3つ)です。また、無限回廊のような戦闘面でのやり込み要素はなく、加えて二週目以降に召喚石を引き継げない(ただし獲得経験値と賞金が最大で2倍まで増えます)ので二週目以降をやろうという気があまり起きません。強いて言うならキャラ愛ぐらいでしょうか…。また、ギャラリーは(少なくとも一周した時点では)確認していません。2で登場するキャラの多くが仲間になります(一部条件付き)。1なので、当然ながら外伝はありません。
サモンナイト3をプレイしたことがある方へ
システム面ははおおむね一緒です。パートナーは誰を選んでも霊属性(Sまで)の召喚師ですが、二つめの属性(Aまで)が変化します。ユニット化可能な召喚獣のレベルは通常ユニット同様、経験値の獲得に依存します。二週目以降においてもストーリーの変化はありません。二人以上のキャラで用いる召喚術は存在しません。抜剣覚醒のような戦闘面における特殊能力は主人公に備わっていません。暴走召喚はありません。画質のせいもあるでしょうが、召喚術の演出が少し地味な印象を受けます。レベルアップ時に自由に割り振れるポイントは最後まで+3のままなので、3ほど飛び抜けたステータスは作り出せません。クラスチェンジに分岐はありません。フリーバトルの敵の初期配置は完全に固定です。装備に性別は影響しません。3で登場するキャラが何人か老けて登場します(笑。
サモンナイト4をプレイしたことがある方へ
キャラ特有の特殊能力はほとんどありません。レベルの逆行は出来ないので、後半に登場するキャラは若干火力不足になりがちですが、敵が弱いのであまり問題視する必要はありません。サポートスキルはありません。ミニゲームをクリアーすることで現れるサブシナリオはありません。プレイ評価はありません。
サモンナイトシリーズを初めてプレイされる方へ
戦闘の難易度は決して高くなく、システムもあまり複雑ではないので、敷居の高いゲームではないと思います。会話のログが見られるのは何かと便利です。
サモンナイトでは戦闘準備中にセーブが出来るのですが、万全な準備をしていない状態でイベントバトルに挑み、かつそこでセーブをしてしまうと、(戻れないから)味方を強化できない&敵には勝てない(だから進めない)でそのデータが使い物にならなくなってしまうというとんでもない罠がありました。これを回避するために中断セーブが実装されたのだろうと思いますが、正直あまり必要性は感じられません。
サモンナイトの売りとして、仲間になるキャラの多さ(20人以上)が挙げられます。もちろんキャラクター全員に対して個別のエンディング(好感度が最も高いキャラのそれが自動選択される)が用意されていますが、二週目以降のためのクリア特典があまり充実していないので、全て(主人公の差分を含めれば100種類以上)を自力でみようと思うと尋常でない根気が必要です。またDS版はボイスなしなので、普段から音を出してDSをプレイしている方にとっては物寂しい上、ストーリー展開が薄っぺらに感じてしまうかも知れません。
中には話の展開が強引に感じられる場面いくらかありますが、元々PS時代のゲームソフトであることを考えるとまあ目をつむってもいいんじゃないかと思います。後はどれだけ好きになったキャラにのめり込めるかです(笑。