gene_56 2009-08-16
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ロケット砲を弾き返し、空を飛び、列車にぶつかって体がめり込んでも大丈夫、
でも粗相が絶えなくて嫌われまくり、プータロー同様の生活をしている主人公ハンコック(ウィル・スミス)。
PRマン(ジェイソン・ベイトマン)と一緒にイメージUP戦略に乗り出すが、
PRマンの妻とハンコックは実は秘密を共有しており・・・。
というのがあらすじ。
前半はあらすじの通りのわかり易いお気楽SF映画となっている。
もっとも後半はいきなりギアを変えてよくわからない設定を投げつけてくる。
要するにハンコックは一時的に力を失ってしまうのだが、
そこからの立ち直りを説明するのに映画の尺が足りていない。
バットマンや、スパイダーマンが2作でやってる内容を一作に
収めようとしているのだろう。
そのうえウィル・スミス自体にあまり悲壮感がないので、
あまりメッセージの伝達に成功していない。
前半部分のアクションを期待してみる人が多いだろうし、
実際その期待には応えているのだけれど、
その気持ちのまま観ていると、後半が「なんだこれ」ということになってしまう。
逆にこの映画の後半の「ヒーローとしての葛藤劇」を求める人は素直にバットマンなどを観るだろう。
昨今の「重い」ヒーロー映画をいいとこどりしようとしたのだろが、
結果として八方美人に終わってしまって失敗したという感じの映画だった。